熊谷支部長
瀬谷卓美
 この度、支部長の大役を仰せつかりました瀬谷です。おりしも、東日本大震災による未曾有の国難のなかでの船出となりましたが、会員の皆様、2年間、全ての会員の皆様とともに、支部の運営を進めてまいりますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
 また、ホームページをご覧の皆様、わが熊谷支部ホームページへ、ようこそお越しくださいました。あらためまして、社会保険労務士(社労士)会と熊谷支部をよろしくお願いいたします。
 
 当熊谷支部は、全国約36,000人、埼玉県に約1,800人の社労士のうち、開業登録78名、法人社員1名、勤務等37名の合計116名【平成23年5月1日現在】の会員が所属する、埼玉県社労士会の一支部です。諸先輩の築いてきた伝統により、会員のまとまりの良さを維持する一方で、バラエティに富んだ独自の取り組みを展開している支部と自負しております。

 社会保険労務士制度は、社会保険労務士法に定められるとおり、労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与することによって、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資することを目的とします。
 そこに属する私たち社労士の主な仕事は、@労働社会保険手続きの代行、A人事労務管理のコンサルティング、B年金相談などです。最近注目された用語で象徴的に表現するならば、「雇用と年金」でしょうか。マスコミでも、政治でも注目される分野といっていいと思います。
 
 このほかに、新たなところで、特定社会保険労務士制度ができました。特定社労士とは、労働者と経営者が争いになったとき、一定の裁判外紛争解決手続き(ADR)における代理人として、裁判によらない円満解決を実現することができる社会保険労務士のことを指します。埼玉県社労士会では、ADRのひとつとして「社労士会労働紛争解決センター埼玉」を運営しています。あっせんの申し立てを行う場合、特定社労士を活用してください。

 以上のような社労士の世界において、当支部は、会員相互の親睦と技量向上をめざし、会員自らの手による運営を行ってまいりました。詳しくは、本ホームページ内の各ページに紹介いたしますので、支部の諸活動をご覧ください。
 
 最後になりましたが、会員の皆様方をはじめ社労士業界の皆様、ホームページにお越しいただいたすべての皆様のご繁栄をお祈りし、支部長就任にあたっての決意といたします。
 
 平成23年5月吉日
 
   
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